──2018年2月28日に1stシングル「スライドライド」をリリースして、アーティストとして本格始動したRun Girls, Run! それから1年で4枚のシングルを順調に発表してきた。

 「2018年は『キラッとプリ☆チャン』の放送も始まり、声優としての活動の場も広がりましたし、イベントやライブにもたくさん出演させていただきました。私個人としては、高校生になって静岡から上京して、環境ががらりと変わったこともあり、いろいろなことに初挑戦させていただいた1年だったと思います」

──MVも初挑戦となった「スライドライド」は、なんと雪の中での撮影に。

厚木 「最初のMV撮影が雪の日という、すごいことになりました。もともと雪の中で撮る予定はなくて、ロケ地のロックハート城に着いたら、めちゃめちゃ降っていたんです。じゃあ、雪の中で撮ろうということになり、私たちにとっては初めてで勝手が分からなかったので、MVって大変なんだなあって、のんびりと思ってました」

森嶋 「衣装が半袖だったから、すごく寒かったよね(笑)」

 「でも、楽しかった!ある意味、天気が味方してくれたと思います。私の地元はほとんど雪が降らないので、めちゃめちゃテンションが上がって、ずっと外で遊んでいたら、あっちゃんに「濡れちゃうからやめなさい!」って叱られました(笑)」

厚木 「ロックハート城に着いた瞬間、ワーって車から飛び出してたよね(笑)」

──4thシングル「Break the Blue!!」では、航空自衛隊小松基地でのMV撮影を敢行。F-15戦闘機の前でダンスを披露するという、これもレアな映像になった。

森嶋 「この日の撮影は緊張しました。滑走路の上で踊ったので、ヘアピンとか小物を落としたままにして、飛行機のエンジンの中に入っちゃったらとんでもないことになるということで、動く度に気になってました」

厚木 「マイクを握りながらの振りしか練習していなかったので、MV用の振付も当日、その場で振付師の先生にアレンジしていただいたんです。覚えることも多かったし、落とし物はできないしで、みんなずっと集中してしました」

 「別のシーンでは私たちのサイズに縫い直してくださった本物のパイロットスーツを着ることができて、貴重な体験でした。自衛隊のみなさんが優しく見守ってくださって、無事撮りきることができました」

──そして、5月29日には最新シングル「ダイヤモンドスマイル」がリリースされた。

 「『キラッとプリ☆チャン』シーズン2のオープニングテーマです。『プリ☆チャン』らしい明るさと背中を押してくれる元気のよさがあって、最初に聴いた瞬間から大好きになりました。高音域が多くてライブ映えする曲でもあります」

厚木 「元気のよさは今までの『プリ☆チャン』の曲と同じなんですけど、今回は少し強気な女の子の歌詞になっていて、新しい物語の始まりを感じました。サビの後にさらにサビが来るので、聴いているとすごく気持ちが高まるんです」

森嶋 「3人でステージで歌って踊っている姿を、すぐに想像できました。この曲は初めて聴いた方でもすぐに盛り上がれると思うんです。ライブで披露するのが、すごく楽しみです」

──MVでは、ダンスとともにコミカルなドラマパートを演じることに。

厚木 「『プリ☆チャン』の最初のオープニングになった「キラッとスタート」も楽しげなドラマパートがあったんですけど、今見ると、表情がまだぎこちなくて(笑)。今回はリラックスして、いい表情ができたと思います」

森嶋 「そういう意味では、ちょっとは成長できているのかな? って思えるMVになったよね。ストーリーに合わせて細かくお芝居を付けていくのが楽しかったです。ダンスの撮影もスムーズにできました」

 「ダンスの振付では、ピタッと止まったポーズをいかにきれいに決められるかに挑戦しました。3人の手の角度を揃えるのが難しくて、また一つ成長するための新しい課題を与えられた曲になりました」

厚木 「今までは個々の技術を高めるのが課題だったんですけど、今回は3人の一体感が必要という次のステップに移った気がしました」

──カップリング曲の「青春アルゴリズム」は、爽やかなミドルナンバーとなった。ランガはカップリングもいい曲が多く、3人の清楚な魅力がより前面に出ているように感じる。

厚木 「そう感じていただけると嬉しいです! シングル曲はアニメの世界観を大事に歌っているので、カップリングにこそ、ランガらしさを出していきたいねって話し合っているんです」

森嶋 「もちろんアニメ主題歌でもランガらしい世界観の曲を歌わせていただいているんですけど、また違う表情の私たちを見て欲しいということで、カップリングは別の方向性を打ち出そうと力を入れています」

 「3rdシングル「Go! Up! スターダム!」のカップリング「秋いろツイード」が、二胡をフィーチャーしたテクノポップだったり、おしゃれな曲が多いんです。「青春アルゴリズム」は、もっとがんばりたい、成長したいという等身大の私たちの気持ちが爽やかに表現されていて、たくさんの方に共感していただける曲になりました」

森嶋 「ファンのみなさんと一緒に空気感を作り出すイメージで作っていただいた曲でもあるので、この曲もライブで歌うのが楽しみです」

──8月4日には、「2nd AnniversaryLIVE 1.2.3ジャンプ!!!」の開催が決定している。

 「2年間みなさんに支えられて走ってきたので、ありがとうという気持ちをお返しする楽しいライブにしたいなって思います」

森嶋 「夏ということでお祭りみたいな感じにできたらいいよね。ランガはまだまだ進んでいくぞという雰囲気を感じていただけるようにがんばります!」

厚木 「ここまで応援してくださったみなさんと楽しい時間を共有しつつ、3年目へのスタートでもあるので、ランガのこれからの可能性も感じていただけるライブにできたらいいなと思っています」

 インタビュー・構成=鈴木隆詩

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