──2ndシングル「STARTING OVER / ギフト」には、ボイスドラマ「ある夏の日」が収録されている。夏祭り会場でのライブに向けて練習を重ねる5人の姿を描いた清々しいストーリーだ。伊藤昌弘と日向大輔は、どのような思いで収録に臨んだのだろう?

伊藤 「ボイスドラマ「ある夏の日」は、蓮くんがボーカリストとして劇的に変わったエピソードが描かれているんです。音楽活動を通して自分の何かが変わるというのは、僕自身も経験してきたことなので、自分との共通点を感じながら演じることができました」

日向 「僕も、今回のボイスドラマを通じて、結人くんとさらに近づけたと思います。まず、夏祭りのライブに出演するというのが、僕の地元での経験とばっちり重なって。Argonavisはドラムの(白石)万浬くんの実家である酪農場の納屋で練習していましたが、僕らも地元にはスタジオがなかったので、山に行って練習したりしていました(笑)」

伊藤 「Argonavisのみんなが暮らしているのは函館ですけど、いくら北海道と言えども夏は暑いと思うんです。それなのに冷房のない納屋で練習するなんて、みんな頑張ってるなと。きっとサウナ状態ですよね(笑)」

日向 「めちゃくちゃ暑いと思う(笑)」

伊藤 「でもストーリーには刺激を受けました。蓮くんはとにかく歌いたいという気持ちが出発点だったと思うんですけど、夏祭りでライブをすることで、お客さんという存在に気づき、誰かのために歌いたいという思いが芽生えるんです。僕は、蓮くんがそう考えられるようになったのが本当に嬉しくて。Argonavisとして、音楽でみんなの背中を押していきたいと思っている自分と、蓮くんが重なり合った瞬間を味わえました」

日向 「僕は結人くんに少しでも近づきたくて、髪型や髪色も変えたんです。もともと性格的にも似ている部分が多いので、普段、メンバーと会話をしているときも、今の言い方、結人っぽいなっていう言葉が自分から自然に出たりするようになってきました。そのうち、リアルでも、日向大輔じゃなくて五稜結人になるんじゃないかと思ってます。いや、なに言ってるんだ、自分?(笑)」

伊藤 「はははは(笑)」

日向 「でも、やってみなきゃわからないという根拠のない自信は、僕も結人くんも全く同じなんですよ。昔からずっと、なんとかなるだろうという気持ちで生きてきた自分としては、結人くんはすごく身近で演じやすいですね」

伊藤 「メンバーはみんなそれぞれ、キャラクターとの共通点があるように感じます。万浬役の(橋本)祥平くんも、お金が大好き……ということはないんですけど(笑)、周りをよく見ている視野の広さとか、場の空気をよくするムードメーカーなところは似ていますね。みんな、普段からキャラクターを意識しているわけではないのに、ふと出た言葉がキャラクターっぽいというのは少なからずあって、Argonavisを演じる時間が長くなるに連れて、それが増えていっているような気がします」

日向 「バンド練習をしているときも、クールな桔梗凛生役の森嶋(秀太)さんが全体を冷静に見渡して、的確な意見を言ってくれたり。前田(誠二)くんは練習をコツコツと重ねるタイプで、みんなが休憩しているときに一人で練習したりするのを見ると、責任感の強い的場航海らしいなって思ったり。みんながちょっとずつキャラクターと似ているのが面白いですね」

──アニメーションMVとボイスドラマで、キャラクターのイメージがよりはっきりとしてきたArgonavis。リアルにおいても、メンバーとキャラクターがどんどん重なり合ってきているのは、ファンにとってワクワクする。 2ndシングル「STARTING OVER / ギフト」限定盤のBlu-rayには、5月17日に舞浜アンフィシアターで開催された「BanG Dream! Argonavis 1st LIVE」から、8曲の映像を収録。それだけでなく、バックステージの彼らの姿も映し出されているという。

日向 「1stライブの感動を、Blu-rayでもう一度! という内容になっています。演奏している姿はもちろん見ていただきたいんですが、面白いのはライブ前のバックステージでの僕らだと思います。メンバー同士で談笑したり、お弁当を食べたり、めいめいに過ごしている姿が映し出されています(笑)」

伊藤 「ライブに来ていただいた方にはあの日のことを思い出しながら、Blu-ray で初めて見る方にはArgonavisのライブってこんな感じなんだと思いながら、楽しんでいただきたいBlu-rayです。さらにバックステージの映像で、普段の自由なArgonavisを堪能してください(笑)」

──12月5日には、TOKYO DOME CITY HALLでの2ndライブ「VOICE -星空の下の約束-」が開催される。日々成長を続けるArgonavisは、どんなステージを見せてくれるのだろうか? 最後に次のライブにかける思いを語ってもらった。

伊藤 「今振り返ると、初のライブが下北沢GARDENというところから、Argonavisってめちゃめちゃ恵まれた環境にあったと思うんです。それから1年、アニメーションMVやボイスドラマ、さらに宮島京平先生によるコミカライズも始まり、どんどんキャラクターの露出が増えてきた中での2ndライブなので、めちゃめちゃ気合いが入っています。会場はさらに大きくなりますが、お客さんの一人一人に僕らの熱量を届けられるよう、がんばります。ミュージシャンとしても声優としても、両方でワクワクしていただけるようなライブにしたいと思っています。ぜひ遊びにきてください」

日向 「幕張メッセでの1.5thライブから5ヵ月後の2ndライブとなります。1年365日ある中のたった1日である12月5日に、その日にしか奏でられない音をみなさんにお届けしたいと思います。自分の中でいつも目標にしているのは、昨日の自分を越えることなんです。会場に足を運んでくれた方が、Argonavis最高!って感じていただけるようなステージにしたいですし、五稜結人として、そして日向大輔として、その日はギターヒーローになりたいと思っています。それから、ペンライトのきれいな星空をまた見られるのが、すごく楽しみです」

伊藤 「いつもきれいな光で僕らを勇気づけてくれるからね。12月5日は、新しい景色をみんなで見ましょう! そしてこれからのArgonavisにご期待ください」

インタビュー・構成=鈴木隆詩

★ Argonavisさんのインタビュー記事はこちら! ★

● 第1回「Argonavisは全員、いい人なんです(笑)」
● 第2回「1stシングル「ゴールライン」は、何度聴いても飽きません!」
● 第3回「2ndシングルでは、ロックなArgonavisを披露できました」
● 第4回「日頃のふとした発言が、自分のキャラと似てきています」

アニュータではArgonavisさんの楽曲を配信中!
アプリのダウンロードはこちらから!