──高校卒業後に上京し、声優の勉強をしながらプロとしての仕事を始めた鈴木愛奈。最初の現場で大変な思いをすることになった彼女は、その後、初めてのアニメのアフレコを体験することに。

「2014年放送の『アカメが斬る!』がアニメのデビュー作です。新人はまず通行人Aみたいな名前のない役から経験を積むため呼ばれることが多いと思うんですけど、私はいきなり名前のある役をいただけたんです。メズという鬼の子でした」

──この現場でも、やはり苦戦することになった。

「演技を確認されて、このセリフはこういうふうに言ってくださいと指示されたとき、思ったように芝居を変えることができなかったんです。音響監督さんのディレクションに、いかに冷静に対応できるかというのが重要なんですけど、その頃の私には難しくて。結局、そうそうたる先輩方が揃っている中で何度もリテイクを出して、スタッフさんや共演者の方々にもご迷惑をおかけしてしまいました」

──『アカメが斬る!』の音響監督は、声優でもある郷田ほづみだ。

「今年(2019年)、『Z/X Code reinion』で、声優としての郷田さんと共演させていただいたんですけど、現場でご一緒したのは『アカメ』以来でした。ご本人に『アカメ』の話をさせていただくことはなかったんですけど、当時のことは記憶に強く残っていて。お顔を見ると申し訳なかったなという気持ちがよみがえってきました」

──声優という仕事の難しさを肌で実感しながら、現場で経験を重ねる日々が続く。2015年にはTVアニメ『城下町のダンデライオン』の櫻田 栞役で、初めてレギュラーを担当。そして、『ラブライブ!サンシャイン!!』との出会いのときがやってくる。

「私は『ラブライブ!』の大ファンで、「μ's大好き! 愛してる!! 神!!!」みたいに思っていたんです。声優になってからも、もし『ラブライブ!』の新作があったら、絶対に出演したいって思っていました。そんなとき、マネージャーさんがまさにその新作のオーディションの話を持ってきてくれて、「受けさせて下さい!」とお願いしました」

──見事に、小原鞠莉役として合格。大きなステップアップとなった。しかし、彼女はずっと、自分の声に対する、ある気持ちをかかえ続けていた。

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──そして、ついにランティスから声がかかる。そこからの話は第3回で!

インタビュー・構成=鈴木隆詩

インタビュー第3回は
1月22日(水)掲載予定です。

★ 鈴木愛奈さんのインタビュー記事はこちら! ★

● 第1回 「小学校に上がるころは、ドレミファソラシドも歌えないくらい音痴でした」
● 第2回 「μ's大好き! 愛してる!! 神!!! と思うくらい、『ラブライブ!』の大ファンでした」
● 第3回 「鈴木愛奈という存在を受け入れていただけたことが、すごく嬉しかったです」
● 第4回 「ファンのみなさんに寄り添う、身近なアーティストでいたいと思っています」