──1月22日にデビューアルバム『ring A ring』をリリースした鈴木愛奈。シングルでは伝えきれない彼女の幅の広さを実感できる1枚となった。大きな特徴として上げられるのが、和風のテイストを持った「玉響(たまゆら)」と「祭リズム」の2曲だ。

「アルバムではどんな曲を歌いたいですか? とスタッフさんに聞かれて、民謡をやってきたので和の曲を歌いたいですと答えました。それで作っていただいたのが、「玉響」と「祭リズム」です。「祭リズム」には北海道の民謡「ソーラン節」も取り入れていただいて、より私らしい世界観になりました。鈴木愛奈の節回しを出せる2曲だったので「思いっきり歌っちゃっていいですか? よっしゃー!」という感じで、レコーディングはすごく楽しかったです(笑)」

──和風でありつつロック色が強い「玉響」と「祭リズム」ではパワフルなボーカルが炸裂。力強さを感じる曲は他にもたくさんあり、その筆頭が「遙かなる時空-そら-を翔ける 不死鳥-とり-のように」だ。

「ドラマチックなメロディラインと幻想的な歌詞という、大好きな世界観の曲です。私の憧れの存在のひとりに水樹奈々さんがいて、あんなかっこいい曲を自分でも歌えたらいいなと思っていたところに、この曲をいただけて本当に嬉しかったです。アニメファンのみなさんにはストライクの楽曲なんじゃないかと思っています」

──一方で、「アイナンテ」ではアイドルらしいボーカルに振り切った。

「かわいさを全面に出しました。〈ドキドキするよ 猫かぶってるよ〉なんて歌詞もあって、アイドルらしく歌ってます。アルバムにはかっこいい曲やアーティスティックな曲が数多く入っているので、もしかしたら、私のことをちょっと遠くに行っちゃったなって残念に思う方もいるんじゃないかと思って。そんなことないよ、みんなの近くにいるよと伝えられる、今までのイメージに沿った曲も作っていただきたかったんです。タイトルも、愛奈という自分の名前にかけていただきました」

──キャラクターソングに近い印象の曲で、意外にもレコーディングは難しかったという。

「キャラソンを歌うときはキャラクターがいるので、この子はこういう子だからこういう感じで歌おうと、イメージできるんですけど、何もないところで自分のかわいい部分を出していくのが大変でした。私の声のかわいいポイントってどこだろう? と悩みながら歌いました。これをみなさんにお届けしたとき、どう感じていただけるかな? って楽しみなんです。かわいさに振り切った私はどうですか? って(笑)」

──とびきりキュートな「アイナンテ」と、迫力満点の「祭リズム」が続いて収録されているのが面白いところ。2曲のギャップがすごくて、鈴木愛奈のすごさを体感できる。そして、アルバムのラストを飾るのが「Eternal Place」。第一楽章から第三楽章まである壮大な曲となった。

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インタビュー・構成=鈴木隆詩

★ 鈴木愛奈さんのインタビュー記事はこちら! ★

● 第1回 「小学校に上がるころは、ドレミファソラシドも歌えないくらい音痴でした」
● 第2回 「μ's大好き! 愛してる!! 神!!! と思うくらい、『ラブライブ!』の大ファンでした」
● 第3回 「鈴木愛奈という存在を受け入れていただけたことが、すごく嬉しかったです」
● 第4回 「ファンのみなさんに寄り添う、身近なアーティストでいたいと思っています」